趣味を満喫できる「趣味の家」を建ててみませんか?

マイホームを建てるとき、決断しなければならない項目がたくさんありますが、まずはざっくりと「どのような暮らしをしたいか」を考えておくのがおすすめ。効率良く生活できる動線、家に使用する素材、最新の設備、おしゃれさ、など家づくりで優先したい条件は人それぞれ。

 

そんな中でも、趣味を満喫できる空間を最優先にした「趣味の家」はいかがでしょうか。趣味の家を建てる際のポイントと、実際の建築事例をご紹介します。

 

◼ 趣味を満喫できる家づくり

マイホームを建てる際、間取りや設備、デザイン性、予算などさまざまな要素を決断していかなければなりません。毎日仕事や育児、学校などそれぞれ場所で疲れた心と体を癒すための家。家族にとってくつろげるプライベートな空間にできるようにしたいですよね。

 

もちろん家に帰ってからは必要な家事もあるため、家事動線や機能性も考慮しなければなりませんが、それだけでは物足りなく感じる方もいることでしょう。

 

マイホームを建てる際には、まず「どのような暮らしをしたいか」を考えておきたいもの。理想の暮らしを思い描いた上で、理想を実現するために必要な動線や機能性を追加していくと良いでしょう。

 

今回ご紹介する「趣味の家」は、文字通り「趣味を満喫できる家」。趣味の内容は人それぞれですが、家づくりでは趣味に合わせて設計をすることもできます。

 

・趣味の家の例

車やバイクが好きな方にとっての趣味の家は「ガレージハウス」。家の1階部分に駐車スペースを設けたり、家の横にガレージを併設したりと、形式はさまざま。

 

駐車スペースだけではなく、車やバイクのメンテナンスができるくらいスペースに余裕があると活用しやすいですよね。

 

他にも音楽が好きな方にとっては、自由に楽器を奏でることができる防音室。防音でなくともCDやレコードを並べられる収納があれば十分という方もいるかもしれません。

 

動くのが好きな方にとっては筋トレルーム、サーフィンが好きな方にとってはサーフボードを置ける場所、など。

 

◼ 趣味の家を建てる際のポイント

趣味がある人にとって、「趣味の家を建てられたらどれだけ嬉しいことだろうか」と思われるかもしれません。趣味の家を建てる際には、どのようなポイントに注意すると良いのでしょうか。

 

・家族と意見をすり合わせる

家族みんなで同じ趣味がある場合もあるかもしれませんが、それぞれ趣味が違ったり、誰か一人のためだけの趣味のスペースを作ろうと思っていたりと、家族によって状況は異なります。

 

家族で趣味が同じであれば共有の空間を趣味のスペースとして兼用することもできますし、趣味の部屋を作ることに異論がないことも多いはず。

 

しかし趣味がバラバラだったり、趣味の家にしたい思いがある人が一人だけだったりすると、家族との意見のすり合わせが大切になってきます。

 

家族それぞれが趣味を楽しめるような空間を作るのか、誰か一人のどうしてもという思いを汲んでもらえるのか、趣味の空間は諦めるのか、家族で話し合って決める必要があります。

 

・居住スペースとのバランス

「趣味の家」を建てるからといって、家全体を趣味の空間に費やすことはできません。家の大部分を占めるというのも現実的ではないため、趣味の空間と居住スペースのバランスを考える必要があります。

 

家の間取りは、家族みんなが過ごすLDK、主寝室、子供部屋、和室、水回りなどで構成されるのが一般的です。敷地や予算に余裕があればそれぞれの空間にたっぷり広さを取ることができますが、そうはいかないことが多いはず。

 

趣味の空間を作る分どこかのスペースを削らないといけないこともあるかもしれませんが、居住スペースが狭くなって住み心地が悪くなるようなことのないようにしましょう。

 

・機能性や住み心地も考慮

趣味の家にしたいという思いが強いあまり、家の機能性や住み心地を度外視してしまうことは避けたいですよね。家の機能性とは、断熱性や機密性、お手入れのしやすさ、収納容量…など。

 

生活動線や間取り、各部屋の広さ、家の向きなども住み心地に大きく関わってきます。趣味の空間に費用がかかりすぎて、機能性や住み心地が大きく欠けることのないように注意しましょう。

 

◼ 趣味の家の建築事例

趣味の家の例をはじめにいくつかご紹介しましたが、それぞれの趣味に合わせて建てた家の建築事例をご紹介します。

 

・TO-FU/バイクのためのガレージハウス

長方形がいくつも連なったような形をしているこちらのお家。形状はもちろん、白の外壁と木目のアクセントも魅力的です。

外観の違う面には紺色のアクセントがあり、家を見る角度によって違う表情が見られるようになっています。玄関ドアの隣にはガレージ。

ガレージを覗くとまさに趣味の空間。バイクを2台停めてもスペースに余裕があるため、メンテナンスやお手入れをすることができます。背面や壁面には、バイク関連のグッズやアウトドアグッズをたくさん収納できるように。

1階のリビングは19畳あり、趣味の空間を取り入れつつ居住スペースもしっかり確保できています。深い緑と木の色のコントラストが素敵でおしゃれな空間。

 

実際の施工事例はこちら

 

・トータスハウス/ギターやCDを楽しめる空間

キューブ型の外観と、ツートンカラーが特徴的なこちらのお家。濃いグレーで味のある外壁を白で囲んだようなデザインになっています。

施主様の趣味である本やCDを並べられるように作り付けの収納を設置し、ギターも弾ける趣味全開の空間となっています。

趣味の部屋がありながら、リビングはスケルトン階段や吹き抜けを採用することで開放的な空間に。家族がゆったりくつろげそうな大きなソファを置いてもスペースが余るほど。

 

実際の施工事例はこちら

 

・茅ヶ崎サーファーズハウス/ボードラックのある家

黒の外壁と木目のコントラストがおしゃれなお家。広いバルコニーの下は駐車スペースになっています。

サーフィンが趣味だという施主様のために、サーフボードを8枚しまえるボードラックを家の中に設置しています。ロングボードも収納できるように天井の一部を高くするほどのこだわりよう。

リビングは広々としており、奥からキッチン、ダイニング、リビング、バルコニーと一続きになっています。吹き抜けがあるため日当たりや風通しも抜群。

 

実際の施工事例はこちら

 

・川の見晴らしを活かした家/小さな作業スペースを設けた家

白と黒、木目を使ったモダンな外観のお家。アプローチにも木の塀を使うことでおしゃれな目隠しに。

キッチン横に家事コーナーを設け、ミシンを使った小物づくりの場所として活用していただいています。手芸など手先を使うような細かい趣味がある方には、このような作業スペースを家の一角に設けるだけでも魅力的な趣味の空間になります。

リビングには吹井抜けを設けて、川が流れる見晴らしの良さを活かしています。大開口の窓がありながら、周りの視線を感じることなく過ごすことができます。

 

◼ まとめ

趣味の家を建てる際のポイントと実際の事例をたっぷりご紹介してきました。今回はバイク、音楽、サーフィン、ミシンを趣味とする家の事例をご紹介しましたが、また違った趣味をお持ちの方も、趣味の家を建てることができます。

 

ホームスタイリングは横浜と湘南で、お客様一人一人のご要望に合わせて家づくりを行なっております。「趣味の家」をご検討の方はぜひホームスタイリングまでご相談ください。