【海沿いの家に暮らす】メリット・デメリットとおすすめの外観を紹介
海や自然が好きな方、マリンスポーツが趣味の方は「海沿いの家」というワードに惹かれるものがあるのではないでしょうか。
実際に海が近い土地は人気があり、さまざまなメリットがあるのも事実です。
しかし、海沿いの家には普通の住宅地にはないようなデメリットも多くあります。
デメリットを知らずに海沿いの家を建ててしまうと、住んでから後悔してしまうかもしれません。
今回は、海沿いの家のメリット・デメリットと、海に合うおすすめの外観を紹介します。
デメリットや対策をしっかりと理解してから、海沿いの家建てましょう。
■魅力がたくさん!海沿いの家に住むメリット
海沿いの家に住む魅力やメリットを紹介します。
・マイホームから開放的な景色を楽しむことができる
海沿いの家は、家から海を見ることができるため、毎日絶景を楽しむことができます。
海がある方向に大きな窓やデッキをつけて、開放感のある景色を満喫しましょう。
・穏やかな気持ちで生活することができる
周りに商業施設が多くガヤガヤとしている地域と比べて、海沿いの家は穏やかな気持ちで生活することができます。
窓を開ければ波の音が聞こえ、外を見れば広大な海が広がっている中での生活は格別です。
子供にとっても、自然を見たり触れたりする機会が多いことは大きなメリットと言えます。
静かに暮らしたい方やのんびりした暮らしに憧れている方に、海に近い家はおすすめです。
・海に気軽に遊びに行ける
海沿いの家なら、気軽に海へ遊びに行くことができます。
土地がコンパクトで庭が小さい土地でも、すぐ近くに海があれば不便さを感じることはありません。
徒歩で行ける近さなので、砂浜を毎日の散歩コースにすることもできます。
砂浜のウォーキングは身体に負担がかかりにくいため、健康面で見てもメリットです。
子供やペットと海へ遊びに行き、自然で遊ぶ楽しさを感じてもらいましょう。
・趣味のサーフィンや釣りを楽しめる
サーフィンや釣りなどの海に関する趣味がある方にとって、海沿いの家は絶好の立地と言えます。
歩いて海に行けるため、車内が海水や砂で汚れることもありません。
サーフボードやウェットスーツ、釣り用具などが置ける土間収納をマイホームに取り入れると便利です。
■海沿いの家に住むデメリットと後悔しないための対策
海沿いの家に住むデメリットと、住んでから後悔しないための対策をお伝えします。
・塩害の影響を受けて建物や車などがサビることがある
海沿いの家に住むなら、必ず注意する必要があるのが塩害の被害です。
塩害とは、塩分を含んだ潮風が吹き付けて建物に付着し、金属製の素材から錆びが発生してしまう被害のことです。
特に、外壁や屋根は塩が付着しやすいため、金属製の部材の仕様は避けることをおすすめします。
また、車や自転車がサビる可能性があるため、潮風が届きにくい場所に置くように計画しましょう。
塩害についてはこちらのコラムでも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
・洗濯物が乾きにくく塩が付くことがある
海沿いは湿気が多いため、洗濯物がなかなか乾きにくい点がデメリットです。
また、風に塩が含まれているため、洗濯物に塩が付着することがあります。
マイホームを海沿いに建てるなら、室内干しのスペースを作ったり、洗濯乾燥機を取り入れると良いでしょう。
・室内に湿気が溜まりやすい
前述した通り、海の近くは湿度が高いため、湿気対策を行うことが大切です。
室内は常に換気を行ったり除湿器を活用したりして、湿気が溜まらないようにしましょう。
また、景色が良い海沿いの家では、窓を開ける頻度が多い点も湿度が溜まりやすい原因です。
風が抜ける家になるように2方向以上に窓をつけるなど、窓の位置にこだわって間取りづくりをすることをおすすめします。
建物の壁内は通気層を作って、湿気が溜まりにくいようにしている住宅会社を選んでくださいね。
・災害時に津波の危険性がある
海が近い家は、災害時に津波の危険性が伴います。
自宅にいることが安全ではなくなるため、万が一の際の避難所を把握しておきましょう。
また、土地探しの際はハザードマップを確認したり、海よりも高い位置にある敷地を探したりという配慮が必要です。
地域の情報を熟知している地元の住宅会社に、土地探しをお願いすることをおすすめします。
ホームスタイリングでは、湘南などの海が近いエリアで家づくりをしています。
海が近いエリアの土地探しのお手伝いもしていますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
・強風による建物への被害や砂ぼこりへの対策が必要
海沿いは風が強くて障害物がないため、台風時などは建物に強風が当たりやすいというデメリットがあります。
そのため、建物に飛来物が当たったり、カーポートや物置が倒れるなどの被害に遭いやすいです。
耐久性のあるサッシを選び、シャッターを付けるなどして建物の安全を守りましょう。
また、風が吹くと建物に潮風が当たりやすくなります。
凹凸が多い建物の形状だと、塩が溜まりやすいため注意が必要です。
なるべく四角形に近い建物にし、定期的に塩を洗い流すなどのメンテナンスを行ってください。
■海沿いの家にぴったり!おすすめの外観実例5選
海沿いの家に合うおしゃれな外観実例を5つ紹介します。
外観実例① サーファーズハウス
海に良く似合う外観として、サーファーズハウスが挙げられます。
サーファーズハウスとは、文字通りサーファーが住むことをイメージした家のことです。
大きな三角屋根や、ラップサイディングと言われる外壁のデザインがおしゃれな外観です。
また、1階の前面にウッドデッキと屋根をつける「カバードポーチ」も、サーファーズハウスの特徴と言えるでしょう。
カバードポーチは屋根付きの玄関ポーチという意味です。
広い面積の空間なので、サーフボードを立てかけておくことや、デッキでバーベキューなどを楽しむこともできます。
海に合った外観にしたいという方にぴったりでしょう。
サーファーズハウスについては、ぜひこちらのコラムもご覧ください。
・人気のサーファーズハウスとは?特徴や実際の建築事例をご紹介
・リゾート感あふれるサーファーズハウスの内装づくりのポイント・西海岸風デザインのおしゃれなリビング実例
外観実例② 真っ白な家
海の雰囲気に合わせた真っ白な家も人気です。
外壁を全て白にして、サッシや玄関ドアにアクセントカラーを持ってくると、かっこよく仕上がります。
爽やかな印象の外観にしたいなら、ベージュ系の白よりも明るめな白を選びましょう。
アクセントカラーも明るい茶色や薄いグレーがおすすめです。
外観実例③ ガレージハウス
車を所有しているなら、塩害対策ができるガレージもおすすめです。
シャッターを閉めれば、潮風から車やバイクなどを守ることができます。
ビルトインガレージからも家の中に入れるような間取りは、使い勝手が良いです。
ガレージ内には水栓や電気自動車用の電源、収納など必要な設備を採用しましょう。
外観実例④ リゾートテイスト
リゾート地の建物のようなデザインの外観も海に合います。
海外風やヴィラのような建物デザインは、ゆとりある海沿いでの暮らしにぴったりです。
石やタイルなどの素材を取り入れると、高級感ある外観に仕上がります。
建物に合わせて外構までトータルコーディネートしましょう。
外観実例⑤ ウッドデッキがある家
海沿いの家は、ウッドデッキやウッドテラスとの相性も良いです。
自然素材を外観に取り入れることで、海に馴染む外観に仕上がります。
また、デッキに出て海を眺めたりバーベキューをしたりと、使い勝手も抜群です。
景色が良い方角に合わせて、ウッドデッキを取り入れてみてくださいね。
■まとめ
海沿いの家は、景色の良さや海へ気軽に行けるなどの魅力的なメリットがあります。
しかし、通常の土地にはないような塩害や湿気の多さ、風などに適応した家を建てることが大切です。
海が近いエリアの建築実績が豊富な住宅会社に家づくりをお願いし、海に合った外観・仕様の建物を建てましょう。
ホームスタイリングは湘南・横浜などを中心に、家づくりを行っているハウスメーカーです。
海が近い土地での建築実績も豊富なので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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・湘南でおすすめな土地探しの方法とは?海が見える土地のメリット・デメリットも解説
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